鍵修理のご依頼を頂きました。

鎌ヶ谷市の出張専門鍵屋　鍵拓

費用:8800円

「以前から鍵の周りが良くなくてシリコーンスプレーを吹いたら全然動かなくなってしまいました」

との事で鍵の修理のご依頼を頂きました。

作業は鍵を分解して写真の黒い汚れを全て取り除き、キレイになったシリンダーに潤滑剤を入れて元のように組み立てれば修理は完了です。

出張の鍵屋さんをしていますと鍵穴にシリコーンスプレーやミシン油(機械油)やクレ556などを差して鍵を壊してしまってたと言う現場に良く行きます。

シリコーンスプレーやミシン油やクレ556が何故鍵穴と相性が良く無いのかを分かりやすく人間の頭として例えますと…

鍵の汚れを落とすスプレーはパーツクリーナーです。先ずはパーツクリーナーで汚れを落とす所から始めます。例えるならばこれはシャンプーの様な役割です。

次に鍵の潤滑スプレーを使い、綺麗になった鍵穴の滑りを良くしてやります。例えますとコレはリンスやコンディショナーの様な役割になります。

シャンプーの後にしっかりトリートメントしてあげる事で髪がゴワゴワにならない様に保護をします。

ですので、シャンプーで汚れを落とす前にリンスやコンディショナーを使いますと香りは良くなりますが汚れはちゃんとは落ちていない状態になります。

さて、ここまで鍵穴を人間の頭に例えてお話をしましたが、鍵を壊してしまう原因になるシリコーンスプレー、ミシン油、クレ556はボディソープだと思って下さい。

経験がある方も多くいらっしゃると思いますがボディソープで頭を洗うと髪の毛がゴワゴワになり指通りも最悪な状態になってしまいます。

シリコーンスプレー、ミシン油、クレ556は適した用途に使えば素晴らしい効果を発揮しますが、どうにも鍵とは相性が悪いのです。

もしも鍵穴にコレらのものを差してしまった時には鍵屋さんへご相談下さい😊

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